・Fコードが難しくて弾けない
とにかくどうにかしたい
・そもそも、Fコードって何?
という方向けの記事です。
ギターを始めた方にとって最初の壁が、Fコードだと思います。
Fコードで挫折してしまう方も結構いるみたいです。
せっかくギターを始めたのに、途中でやめてしまうのはもったいない!
そこで、難関であるちゃんとしたFコードを弾けるようになるのは先送りにしていいと思います
ということで、普通のFコードとは異なる簡単な押さえ方(省略フォーム)を紹介します。
この記事を読んでもらえると、
・通常のFコードがどんなものかわかるようになります(弾けなくても大丈夫)。
・通常のFコードが弾けなくても、省略フォームでFコードを弾けるようになります。
「Fコードが弾けないので、曲が弾けない」という方は、とりあえずこの記事で省略フォームを覚えることで曲が弾けるようになります。
(1)Fコードとは?Fコードが難しい理由
まず、Fコードのダイヤグラムを確認してみます。
ちょっとわかりにくいですが、こんな感じで押さえます。
押さえる指を下のダイヤグラムに示していますが、人差し指で1弦~6弦を全部押さえているんです。
この「人差し指で全部押さえる」が難しいので、最初に書いた通り、この難しいFコードを弾けるようになるのは先送りします!
(通常Fもチャレンジしてみたい方はやってみてください。他の記事で通常のFの押さえ方についても説明しようと思います)
(2)省略フォーム
それでは、省略フォームです。
まず、ダイヤグラムです。
下の写真のように押さえます。
少し難しいのは、人差し指で1弦と2弦を同時に押さえなくてはいけません。
人差し指だけ少し指を寝かせて、人差し指の先全体で1弦、2弦を押さえます。
中指、薬指は今までと同じように、なるべく指を立てて、他の弦に触れないようにしましょう。
4弦~1弦を弾きます。
*5弦、6弦も一緒に弾いてしまうと変な音になるので注意しましょう。
どうしても1弦と2弦を同時に押さえることができない場合は、2弦だけにして1弦は弾かないようにします。
ただしこれだと音が少しもの足りないかと思いますので、1弦と2弦同時に押さえる練習は少しずつやっていきましょう。
(3)省略フォームの考え方
(1)で示した通常のFと省略フォームとの関係を図で示しました。
1弦~4弦は同じ場所を押さえていることがわかると思います。
省略フォームでは、青色の部分、5~6弦を省略した形になっています。
つまり、曲を弾いていてFが出てきたら、「5弦6弦を無視して弾く」(省略コードで弾く)ことを覚えておけばよいと思います。
<次の記事>
ギター初心者向けのおすすめ練習曲とコードの調べ方
<参考>
通常のFコードを弾いてみたい方は、以下の記事で紹介しています。
Fコードの押さえ方・押さえるコツ
<関連リンク>
コード表(ダイアグラム)を見てコードを弾けるようになる(【ギター初心者向け講座】ギターを買ったらまずやること③)