スライドって何?ギターの基本テクニックについて知りたい、という方向けの記事です。この記事では、スライドのやり方について解説します。
スライドとは
ハンマリング・オンやプリング・オフと同じく、単音を弾くときに、音をつなげるテクニックの一つです。単音ではなく、2つの音や3つ以上の音をつなげることもあります。
まずは、どのようなテクニックか確認しましょう。
スライドのやり方
例として、以下のように4弦5フレットと7フレットの音をつなぐ場合を見てみます。
下の図のように、スライドは「sl.」で二つの音をつなぐように表記されます。「sl.」の代わりに、「s」で表記されることもあります。
手順は、以下の通りです。
①4弦5フレットを薬指押さえて、ピッキングする
②4弦5フレットを鳴らしたまま、左手薬指を弦から離さずに7フレットまで動かします(右手はピッキングしない)
2つの音(5フレットと7フレット)をつなぎますが、右手のピッキングは5フレットの時の1回だけです。その後は左手薬指を右に動かして7フラットまとめて音をつなぐイメージです。
これができるようになったら、中指、人差し指でも同じことができるようになりましょう。また、逆に7フレットから5フレットまでスライドで音を出せるようになりましょう。基本的なやり方は同じで、ピッキングは一回だけです。
まとめ
こちらもよく使うテクニックです。ハンマリング・オン、プリング・オフとあわせて、早めに習得しましょう。
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