・基本コード(G,D,A)を押さえるようになりたい
・簡単な曲が弾けるようになりたい
という方への記事です。
前回、コードダイアグラムを見てコードを弾く方法を説明しました。
前回の記事でも説明した通り、コードダイアグラムを見てコードを弾ければ、コードを覚えなくても曲を弾くことはできます。
コードダイアグラムを見ながら曲を弾けるようになるために、基本的なコードをいくつか弾いてみて、コードを押さえるコツをつかみましょう。
ここでは、その中でも重要なG,D,Aのコードについて説明します。
実は、ここでのコードと前回までに紹介したCのコードで、簡単な曲が弾けるようになります。
(1)押さえ方の基本的なコツ
基本的な押さえ方は、Cコードの押さえ方でも説明しました。
キレイならない原因は以下の2つですので、ここに注意して押さえます。
①フレットに近い位置で押さえていない
②他の弦を押さえている指が弦に触れている
【参考】2.コード(Cのコード)を弾いてみる(【ギター初心者向け講座】ギターを買ったらまずやること②)
⇒上の記事の「(3)コードをキレイにならすコツ」に詳細を記載しています。
(2)Gコードの押さえ方
薬指で6弦の3フレットを押さえます。
中指で5弦の2フレットを押さえます。
小指で1弦の3フレットを押さえます。
全部押さえることができたら、6弦から1弦をすべての弦を弾きます。
音を確認
「(1)基本的な押さえ方」で説明したように、
①なるべくフレットに近い位置で、②なるべく指を立てた状態で、指先でそれぞれの弦を押さえましょう。
コードダイアグラムの見方がわからない場合は、別の記事で見方を紹介していますので、
そちらも参考にしてください。
3.コード表(ダイアグラム)を見てコードを弾けるようになる(【ギター初心者向け講座】ギターを買ったらまずやること③)
下のような押さえ方もあります。
基本的には、上に紹介した押さえ方ができれば大丈夫です。上のやり方で押さえにくい場合は下のような押さえ方でも大丈夫です。
(3)Dコードの押さえ方
人差し指で3弦の2フレットを押さえます。
薬指で 2弦の3フレットを押さえます。
中指で 1弦の2フレットを押さえます。
全部押さえることができたら、4弦から1弦をすべての弦を弾きます。
5弦や6弦を弾いてしまうと、曲を弾いているときに不自然な音になってしまうことがあるので注意しましょう。
音を確認
(4)Aコードの押さえ方
人差し指で4弦の2フレットを押さえます。
中指で 3弦の3フレットを押さえます。
薬指で 2弦の2フレットを押さえます。
ここでも、①なるべくフレットに近い位置で、②なるべく指を立てた状態で、指先でそれぞれの弦を押さえましょう。
音を確認
最初のうちはキレイな音が出ないかもしれません。続けて練習していくうちにキレイな音になっていくので、最初のうちはあまり神経質にならなくてもいいと思います。
この記事の最初に、簡単な曲が弾けるといいましたが、次回の記事でその曲の弾き方を紹介します。
<次の記事>
簡単なコード進行(曲)を弾いてみる