カポタスト

カポタストって何に使う?弾き語りしたいけど、簡単にキーを変える方法ないかな?難しいコード進行を簡単に弾く方法ないかな?という方向けの記事です。カポタストの使い方を紹介します。

 

(1)カポタストって何?

カポタスト(略してカポ)とは、ギターのキーを簡単に変えることができる便利アイテムです。

この説明では、ちょっとよく分からないですよね。。。下の図で簡単に説明します。

左が普通にEを抑えた状態です。右がカポを1フレットにつけてEを抑えた状態です。

 

で、この状態でどの音が鳴っているかを、TABであらわしてみます。

 

右側の図、どこかで見たことないでしょうか?…

そう、Fコードと同じです。

つまり、カポタストを1フレットにつけてEを押さえると、Fになるんです。

これは、カポタストをつけることで、キーが半音上がったことになります。カラオケでいうと、キーを+1したことと同じになるんです。

弾き語りをしたいけど、曲と自分の声のキーが合わないとき、カラオケでキーを+1するのと同じように、カポタストを1フレットにつけて演奏すると半音上のキーになります。同様に、カポタストを2フレットにつけて演奏すると、+2(全音上)のキーとなります。カポタストでキーを上げることができます。

 

(2)カポタストをうまく使えば、難しいコード進行も簡単になる!

カポタストをうまく使うと、難しいコード進行が簡単なコードで弾ける場合があります。少し極端な例ですが、以下のコード進行を見てみましょう。

|Gm7|Dm7|D#|A#|

このコード進行、ギターで弾くとなると結構大変です。そこで、カポタストの出番です。カポタストを3フレットにつけて、以下のように弾いてみてください。

|Em7|Bm7|C|G|

そうすると、最初に出てきたコード進行を弾いたのと同じ進行になります。これだと、だいぶ弾きやすくなりますよね!

(3)カポタストを使って、簡単キーで弾いてみよう

ネット上で、曲のコードを探すことができます。特にU-フレットというサイトが有名です。U-フレットで、カポタストを使って簡単キーで曲を弾いてみましょう。やり方を紹介します。

例えば、あいみょんのマリーゴールドを例にしてみます。U-フレット(https://www.ufret.jp/)にアクセスして、曲名の検索欄でマリーゴールドを検索してみましょう。いくつか候補が出ると思うので、あいみょんの曲を選びます。

以下のような表記になっていると思いますが、これは、カポタストを2フレットにつけると、簡単に原曲と同じキーで弾けるという意味です。

大体の曲が簡単キーで最初に表示されるようになっていると思いますので、表示されている数値(上の場合、2)でカポタストをつける位置を決めると、簡単に原曲キーで弾くことができます。逆に、カポタストをつけずに簡単キーで弾くと、原曲よりも2つキーが下がります。

まとめ

カポタストの使い方を紹介してきましたが、特に弾き語りをする方はほとんどカポタストを使いこなしています。ぜひ、早めに使い方をマスターしておきましょう!

ちなみに、おすすめカポタストは、以下の記事で紹介していますので、よろしければそちらもご覧ください!

<関連記事>

ギターを始めるのに最低限必要なもの・あると便利なもの・ギターの買い方