チューナーの使い方

ギター講座Ⅰ【ギターを買って最初の練習メニュー】

・チューニングの方法を知りたい
・チューナーの使い方を知りたい
という方向けの記事です。
ギターを買ったら、弾き始める前にチューニングが必要です。
チューニングしていないと、正しい音が鳴らず練習ができません。
始めてチューニングする場合は、前の記事でそのやり方を説明していますので、そちらもご覧ください。
ここでは、「チューナー」を使ったチューニングの仕方を説明します。

(1)一般的なチューニングの方法

チューニングについては、前の記事で説明しましたが、いくつかやり方があります。
(チューナーで合わせる・スマホのチューニングアプリを使う・ピアノ等、他の楽器の音程に合わせる)
最も一般的に使われているのはチューナーを使用したチューニングの方法です。
家で練習するときなどはスマホのアプリなどを使ってもいいですが、手軽に使えることやライブ等で使用することを考えるとチューナーを買っておくとよいと思います。

(2)チューナーって?

チューナーとは、チューニングをするときに使うもので、ギターの音程を表示してくれるものです。
チューナーにはいくつか種類がありますが、安い値段でも買えるクリップチューナーがおすすめです。
クリップチューナーは、このようなものです。

ここでは、「KORG Pitchclip 2 ピッチクリップ PC-2」を使って説明しますが、一般的なクリップチューナーであれば同じ手順でチューニングできます。
KORG Pitchclip 2 ピッチクリップ PC-2は、1,000円台で買えますが、普通に使う分にはこれで十分です。
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チューナーは一般的に音程をアルファベットで示しています。
6弦=E、5弦=A、4弦=D、3弦=G、2弦=B、1弦=Eとなるように合わせます。
(アルファベットの意味は記事の最後のほうに補足として説明しています)

(3)クリップチューナーの使い方

↓こんな感じで、ギターのヘッドの部分に取り付けます。

②6弦を弾き、Eになるように合わせます。(E等の表記の意味が分からない場合は、一番下の<補足>を確認してください。
まず、Eより低い音(C,C#,D,D#など)が表示されている場合
音を高くしてEになるようにします。
逆にEより高い音(F,F#,G,G#など)が表示されている場合
音を低くしてEになるようにします。
③Eが表示された後、真ん中より左側のLEDが光った場合(下の図;皆さんから見た視点です)、
 正しい音よりも低い状態です。この場合、少しずつ音を高くしていきます。
LEDが少しずつ右側に移動していきます。
ちょうど真ん中になった状態が音があった状態です。
逆に、真ん中より右側のLEDが光った場合は、正しい音よりも高い状態なので、音を低くして調整します。

④同じように、5弦=A、4弦=D、3弦=G、2弦=B、1弦=Eとなるように合わせます。

(4)チューニングの音程(補足)

(3)で説明したように、ギターの正しい音は
6弦ミ、5弦ラ、4弦レ、3弦ソ、2弦シ、1弦ミとなります。

ここで、ギターの場合はド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ドをアルファベットで表します。
ド=C
レ=D
ミ=E
ファ=F
ソ=G
ラ=A
シ=B
となります。

ギターとの関係をまとめると、
6弦=ミ=E
5弦=ラ=A
4弦=レ=D
3弦=ソ=G
2弦=シ=B
1弦=ミ=E
という関係になります。
最初は覚えられないかもしれませんが、そのうち自然に頭に入ると思うので大丈夫です。
覚えるまでは、どこかにメモを貼るなどしておきましょう。

<次の記事>
ギターコードCの押さえ方・押さえられない時の対処法・キレイにならすコツ