ギターを買ったらまずやること・練習メニュー(目安1か月)

ギター講座Ⅰ【ギターを買って最初の練習メニュー】

・ギターを始めたばかりで、何から練習したらよいか分からない
・ギターを始めたばかりの時の練習メニューを知りたい
という方向けの記事です。

(1)ギターを買ったらまずやること(練習メニュー)の概要

ギターを始めたばかりのころは、何を練習したらいいかもわからないと思います。
そこで、ギターを始めてすぐの最初にやるとよい練習メニューをまとめました。

①チューニングできるようになる
②チューナーを使えるようになる
③コード(C)を弾いてみる
④コード表(ダイアグラム)を見てコードを弾けるようになる
⑤コード(G,D,A)を弾いてみる
⑥簡単なコード進行(曲)を弾いてみる
⑦Fコードを省略フォームで弾いてみる
⑧ギター初心者向けのおすすめ練習曲を弾いてみる
⑨Bmコードを省略フォームで弾いてみる

この記事では、それぞれの項目の概要的な説明と、練習期間の目安を説明したいと思います。
それぞれの項目の詳細は、別記事にまとめていますので、そちらをご覧ください。(リンク先は後述)
期間はあくまで目安なので、自分のペースで取り組んでみてくださいね。

(2)それぞれの項目の概要と練習期間の目安

①チューニングできるようになる・②チューナーを使えるようになる(1・2日目)

ギターを弾く前には、ギターを正しい音程に合わせる必要があり、音を合わせることをチューニングといいます。
ギターは、ピアノ等の楽器と比べて、音程がくるいやすい楽器です。
時間の経過や温度変化で弦が緩んで音程がくるってしまいます。
そのためギターを弾く前には、必ずチューニングが必要です。

チューニングでは、ギターのそれぞれの弦を、以下のように合わせる必要があります。
6弦=ミ=E
5弦=ラ=A
4弦=レ=D
3弦=ソ=G
2弦=シ=B
1弦=ミ=E
通常、チューナーというものを使ってチューニングすることが多いです(スマホのアプリもあります)。

チューニングの具体的な方法は以下の記事で紹介しています。

チューニング

チューナーの使い方

 

③コード(C)を弾いてみる(2日目~3日目)

チューニングができるようになったら、コードを弾いてみましょう。
一番初めに弾いてみるコードは、最も基本的なコードである、Cのコードがいいと思います。
目安として2日目~3日目と書いていますが、まずはすべての弦でキレイな音が鳴るようなレベルまでいかなくても大丈夫です。
ギターコードCの押さえ方・押さえられない時の対処法・キレイにならすコツ

④コード表(ダイアグラム)を見てコードを弾けるようになる(4日目~5日目)

Cのコードが弾けるようになれば、同じ要領で色々なコードを弾けるようになると思いますが、ギターのコードはかなりたくさん種類があり、覚えるのが大変です。
そこで、コード表(ダイアグラム)の読み方をマスターしましょう。
コード表を見てコードを弾けるようになれば、とりえずコードを覚えなくても曲が弾けるようになります。
(コード表のことをコードダイアグラムといいます)

あとは、色々な曲を弾いているうちに、自然にコードを覚えていくはずなので最初から無理してコードを覚える必要はありません。
以下の記事でコードダイアグラムの見方を説明しています。
コード表(ダイアグラム)って?・コード表の読み方・コードダイヤグラムを見てコードを弾く方法

⑤コード(G,D,A)を弾いてみる(6日目~9日目)

コード表(ダイアグラム)の読み方をマスターしたら、基本的なコードをいくつか弾いてみて、コードを押さえるコツをつかみましょう。
その中でも特に重要なG,D,Aのコードなので、このコードから弾けるようになるとよいと思います。
コード(G,D,A)の押さえ方・押さえられない時の対処法・キレイにならすコツ

⑥簡単なコード進行(曲)を弾いてみる(10日目~12日目)

ここまでで、コードダイアグラムを見ながらC、G、D、Aのコードが弾けるようになっていると思います。
この4つのコードを弾けるようになると、実は簡単なコード進行(曲)が弾けるようになっています。
ギターを始めたばかりの方でも割とすぐに弾ける簡単な曲を弾いてみましょう。
簡単なコード進行(曲)を弾いてみる

⑦Fコードを省略フォームで弾いてみる(13日目~14日目)

C、G、D、Aのコードで弾ける曲もありますが、これだけでは限られた曲しか弾けないので、もう少し色々なコードを弾けるようになる必要があります。
そこで、重要なコードをいくつか弾けるようになる必要があるのですが、ギターを始めた方にとって最初の壁が、Fコードだと思います。
Fコードで挫折してしまう方も結構いるみたいです。
せっかくギターを始めたのに、途中でやめてしまうのはもったいない!
この記事を見ていただいた方はぜひ続けていただきたいです。
ということで、普通のFコードとは異なる簡単な押さえ方(省略フォーム)でFコードを弾けるようになるとよいです。
Fコードを省略フォームで簡単に押さえる方法・Fコードが弾けない、難しい場合の対処法

⑧ギター初心者向けのおすすめ練習曲を弾いてみる(14日目~30日目)

この段階でそれなりに色々な曲が弾ける状態になっているはずです。
最初はスムーズに弾けないかもしれませんが、雰囲気をつかむだけでOKです。
以下の記事で、いくつかギター初心者向けの記事を紹介しているので、好きな曲を選んで弾いてみてください。
ギター初心者向けのおすすめ練習曲とコードの調べ方
少し時間をかけて、まだちゃんと弾けなくても、コードの流れはわかるかな、というレベルまでできるといいかと思います。

⑨Bmコードを省略フォームで弾いてみる

ギターを始めた方にとって最初の壁がFコードだと思いますが、このBmもFと同じように押さえるのが難しいです。
難しいコードで挫折してギターをやめてしまうのはもったいないので、このブログではなるべく簡単な方法でレベルアップできる方法を紹介したいと思います。
ということで、ちゃんとしたBmコードを弾けるようになるのは先送りしましょう^^
普通のBmコードとは異なる簡単な押さえ方(省略フォーム)を紹介しているので、そちらを弾けるようになるとよいです。
Bmコードを省略フォームで簡単に押さえる方法・Bmコードが弾けない、難しい場合の対処法

とりあえず、1か月目安でこのぐらいできるようになるとよいと思います。ただ、あくまで目安なので、できなくても焦らずに、自分のペースでゆっくりと取り組んでみてください。

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チューニング