ギターの弾き方:右手の動かし方の基本パターン(8ビートストロークの基本①)

ギター講座Ⅱ【ストローク(右手の動き)】

・8ビートストローク(右手の基本パターン)の弾き方や練習方法を知りたい
・ダウンストローク・アップストロークのコツを知りたい
という方向けの記事です。
8ビートストロークの弾き方について説明します。

(1)8ビートストロークの基本パターン①

・まずはこの記事で説明する8ビートストロークの基本パターン①を聞いてみてください。

このような8ビートストロークのパターンを弾くためには、ダウンストロークとアップストロークで弾けるようになる必要があります。
次の見出しで詳しく説明します。

(2)ダウンストロークとアップストロークって?基礎的な練習方法やコツ

まずは以下の動画でイメージをつかんでみてください。
・ダウンストローク

・アップストローク

どちらも、右手で、弦全体をはじきますが、
・上から下に弦を弾くのがダウンストローク
逆に、
・下から上に弦を弾くのがアップストローク
となります。

この記事では、Dコードで説明していきます。(練習するときは他のコードでも大丈夫です)

まず、ダウンストロークとアップストロークを交互に弾く練習をしてみましょう。
譜面で示すと、こんな感じになります。

ダウンストロークは↓
アップストロークは↑で示しています。
(他の表記方法で、ダウンストロークは ⊓ 、アップストロークは v のような記号で表記されることもあります)

下の動画を参考に、実際に弾いてみてください。

慣れないうちは、弦が引っ掛かりスムーズに弾けないかと思います。
よく言われるコツは、うちわを仰ぐように弾く、ということです。
肘を中心にして、手首~指までを動かすイメージです。
手首から指先の動きを固定せずに、全体的に力を抜いて動かすといいと思います。

慣れるまでは、柔らかめのピックを使用すると弾きやすいはずですので、試してみてください。
弦の引っかかりが少なくなり、弾きやすくなると思います。
ピックについては、soft、thinなどの表記があるものや、厚みが書いてある場合は0.70mm以下のものがいいと思います。

(3)基本パターン①練習方法

ダウンストロークとアップストロークを交互に弾くことができるようになったら、基本パターン①を弾いてみましょう。
まず、動画を確認

譜面で示すと、こんな感じになります。

二つのパターンに分けて考えてみます。

まず、赤の部分です。

ダウンストローク1回です。上から下に1回弾きます。
これをaパターンとしておきます。

次に青の部分です。
ダウンストロークとアップストロークを1回ずつ弾きます。
これをbパターンとしておきます。

aパターン、bパターンを覚えたら、a→b→b→bという順番でひいてみると基本パターン①となります。
最初はゆっくりでいいので、繰り返し弾けるようになるまで練習してみてください。

<次の記事>

ギターの弾き方:右手の動かし方の基本パターン(8ビートストロークの基本②)